深澤 陽介 / Yosuke Fukazawa
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深澤 陽介 / Yosuke Fukazawa

自己紹介

1986年生まれ。富士ソフト株式会社へ新卒入社後、主に国内メーカーのフィーチャーフォンやスマートフォンなど、モバイル関連の開発を担当。2016年4月よりiOS/AndroidアプリエンジニアとしてQrio株式会社へ入社後、IoT製品の開発やマネジメントを経験し、2019年9月にコインチェック株式会社へ入社。モバイル部門を経て現在に至る。

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今回は、本日 クローズドβテストを開始したリニューアル版の コインチェックアプリ(以下 Coincheck 4.0)について紹介したいと思います。 まずは、ユーザー視点で見た変更点を紹介したいと思います。 主な変更点は以下となり、特に Android ユーザーの方にとっては、見た目が大きく変わったことに気付かれると思います。 これらの変更を行なった背景としては、現行の iOS版( Coincheck 3.x)と Android版( Coincheck 2.x)のデザインには大きな差分があり、改善サイクルを回していく上で2個分のアプリのデザインを検討しなければならないという余分なコストが発生していたため、デザインを統一することで効率化を行いたかったという意図があります。 また、デザインと機能を統一することで、テスト仕様書の統一化ができたり、カスタマーサポートのオペレーション負荷も下げられるなどといったメリットもあり、良いことづくめです。 もちろん、 iOS 14 ウィジェット など各OS特有の機能の細かい差分はありますが、こちらについては各OSで最適化した形で搭載しています。 アプリのバージョンについても、デザインと機能を統一したことから iOS / Android ともに4.0で統一しました。 ここでは、開発視点で見た変更点を紹介したいと思います。 主な変更点は以下となり、アプリの中身を全て作り直しました。 現行のアプリは iOS / Androidで設計思想が大きく異なっており、またこれまで様々なエンジニアがコードを改修していたことから、メンテナンスの観点で限界を迎えていたため、 iOS / Android のコードを全て作り直す判断をしました。 再設計は以下のポリシーで検討しました。 1.と2.については、 iOS / Android で設計を揃えておくことで、片方のOSで実装を先行し、もう片方のOSはそれを手本に効率的に実装したいという意図がありました。 現状、 コインチェックのモバイルグループは4名(iOS2名+Andrioid2名)と少人数体制で、現行のアプリの改善と並行しながら Coincheck 4.0の開発も進める必要があったことから、開発効率化は必須でした。 また、3.については、レイヤー単位でテスト可能な設計にすることでアプリの品質を上げたいという意図がありました。 なお、React Native

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